2019-01-01から1年間の記事一覧
日曜日 -弁護士ドットコムニュース 2019年12月24日 出口絢「痴漢冤罪の責任は、女性にあるのか? まず目を向けるべきは「ずさんな捜査」の問題だ」 『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)の著者で先日『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』(…
COP25 のおかげでネットではまたトゥーンベリさんを誹謗中傷する冷笑屋どもをよくみるようになりました。主観的には「冷静」で「現実的」なつもりでいるのでしょうが、実際には気候変動という「現実」に向き合うことが出来ず、異議申し立てを行う少女への「…
-Yahoo!ニュース 2019年12月2日 「刑法の性犯罪に関する規定、さらなる見直しが必要か」 強制性交等罪など性犯罪に関する構成要件をさらに見直すべきかどうかについては今回は触れません。ここでとりあげたいのは見直し慎重派の宮田桂子弁護士の発言中にあっ…
木曜日 -日経新聞 2019年11月26日 覚醒剤使用、女性に無罪 高裁「虚偽自白の可能性」 判決理由で岩倉裁判長は、一審の弁護人に言われた虚偽の内容を書き留めて覚えた上で、自白をしたとする被告の公判供述を検討。自白に沿う内容とともに「覚える」と書かれ…
金曜日 -朝日新聞DIGITAL 2019年11月21日 「大崎事件、年度内に第4次再審請求へ 弁護団が会見」 記事から判断するかぎり、原口アヤ子さんの健康状態を考慮してとにかく一刻も早く再審請求を行うことを第一に考えた選択のようです。見つかるかどうかわからな…
木曜日 -読売新聞 2019年11月16日 「ローマ法王のミサ、袴田元被告を招待…死刑廃止訴える狙い」 終末に来日するローマ教皇フランシスコ一世が袴田巌さんをミサに招待していることをバチカンの報道官が明らかにした、というニュースです。カトリック教徒にな…
水曜日 自分自身も冤罪被害者である弁護士を主人公にしたドラマシリーズ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』のキャンペーン記事で、趙誠峰弁護士がインタビューを受けていました。 -THE RIVER 2019年10月31日 「冤罪はなぜ起こる、弁護士に訊いた無実の闘…
水曜日 -THE SANKEI NEWS 2019年11月16日 【深層リポート】駿河湾だけのサクラエビが大不漁 加工業者4割が廃業検討の衝撃 めずらしく「お財布」や「食卓」の心配だけではない記事です。駿河湾だけで漁が行われているという特殊事情も、自主規制が可能になっ…
水曜日 今年の4月に池袋で起きた乗用車暴走・死傷事件について被疑者が「予約していたフレンチに遅れそうだった」と供述している……という報道が出てきましたね。 この事件、被疑者のプロフィールゆえにさまざまな憶測を呼んできました。ただ今回、世論の反感…
水曜日 今週は冤罪に関する番組が二つ、地上波テレビで放送されました。一つは NHK 総合「逆転人生」の11月11日放送回。こちらはまだ途中までしか見ていないのでまた改めて。もう一つはこちらです。 -関西テレビ 2019年11月11日深夜(12日未明) ザ・ドキュ…
金曜日 さる10月27日に滋賀湖東記念病院事件をとりあげた「えん罪漂流記〜元看護助手が失った16年〜」が放送されました。放送の直前に検察が再審での有罪立証を断念する方針との報道があり、急遽再編集したことが伺える内容でした。 ところが放送からおよそ1…
日曜日 -山形新聞 2019年11月03日 「天然ナメコ、山奥でつやつや 真室川で採取始まる」 この記事、次のように結ばれております。 同町釜渕の山中では、斜面のナラの木に、小ぶりながらも丸々としたナメコがびっしり。よくキノコを採り行くという近くの会社員…
金曜日 -京都新聞 2019年10月24日 「殺人罪で12年服役の元看護助手、再審無罪へ 検察が有罪立証を断念、滋賀・湖東病院事件」 弁護団によると、書面では、確定判決で有罪の証拠になった「故意にチューブを外した」などとする西山さんの自白調書について、再…
水曜日 10月1日のエントリで紹介した大崎事件の支援集会の前日14日に、シンポジウムの登壇者らが原口アヤ子さんを激励に訪れた、というニュースです。 -MBC NEWS 2019年10月14日 「大崎事件から40年 原口さんを支援者が激励」(archive.is) -日テレNEWS24…
火曜日 -朝日新聞 DIGITAL 2019年9月30日 検察側が有罪主張を撤回か 滋賀・患者死亡の再審協議(archive.is) 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、呼吸器を外して入院患者を殺害したとして、殺人罪で服役した元看護助手の西山美香さん(39)のやり…
火曜日 亀石倫子弁護士のツイッターでの告知です。 「大崎事件」から40年目の10月15日、鹿児島へ行きます。1979年10月15日に起きた「大崎事件」。鹿児島県大崎町である男性の遺体が発見された。男性の長兄の妻だった原口アヤ子さんが殺人と死体遺棄の主犯格…
木曜日 まあこのひとが安倍政権エクストリーム擁護をやらかすのは想定通りですが、さすがに石炭火力発電を推進する日本政府の方針について質された際の間抜け面はスルーせざるを得なかったようです。ま、彼の真意は知りませんが、環境問題に対処しないと死ぬ…
木曜日 今年は松川事件発生から70年ということで、記念集会が福島大学で開催されると報じられていました。 -毎日新聞 2019年8月24日 「松川事件70年 無罪確定の阿部さん、冤罪のない社会訴え 9月に福島大で集会」 ところが集会が目前に迫るなか、先日公表が…
土曜日 -静岡新聞 2019年8月30日 「「証人の警部補が偽証」 弁護士が静岡地検に告発」 警部補は同事件の捜査を担当。公判の証人尋問で、2018年5月に別の男を逮捕した際「被告に覚醒剤を注射された」との供述を得て捜査を始めたと述べたが、開示証拠には…
木曜日 -西日本新聞 2019年8月20日 「近隣住民証言うのみ「誤り」 大崎事件再審取り消し 元東京高裁判事・門野博氏に聞く」(アーカイブ) 元裁判官の門野弁護士は、東京高裁の判事時代に狭山事件の第三次再審請求審を担当し、検察に証拠開示を勧告したひと…
月曜日 先日、三鷹事件の再審請求が退けられたという報道がありました。 -朝日新聞DIGITAL 2019年7月31日 「電車暴走「三鷹事件」 元死刑囚の再審認めず 東京高裁」 この朝日新聞の記事では言及されていませんが、産経ニュースの記事では唯一の直接的証拠で…
月曜日 -テレビ朝日系列 テレメンタリー2019 2019年8月18日 「視界不良~揺れる商業捕鯨再開~」 30分枠の番組ですが、商業捕鯨の再開が当事者置き去りの意思決定で行われたことがよくわかる内容でした。 鯨料理専門店の店主は調査捕鯨から商業捕鯨に切り替…
土曜日 -産経ニュース 2019年8月13日 「愛媛・女子大生誤認逮捕 手記公開で分かったずさん捜査の中身」 公開された手記によれば取り調べの様子は次のようなものだったようです。 (前略) 取調官は、私が「本当の犯人を捕まえてください。こんなの何の解決に…
金曜日 -新潟日報 2019年7月26日 「土用の丑の日、ウナギは高嶺の花? 価格高騰で懸念、代替品に注目も」 またしても「価格高騰」ですか。申し訳程度に「乱獲による絶滅への懸念」とか「ニホンウナギの稚魚の国内漁獲量は、水産庁によると今季は前年比60%…
月曜日 -KKB鹿児島放送 2019年6月9日深夜 「再審漂流 証拠隠しとやまぬ抗告」 テレビ朝日系列の「テレメンタリー2019」枠で放送されたもの。大崎事件の再審請求における警察・検察の証拠隠しと、再審開始決定に対する検察の抗告をとりあげたもの。弁護団の鴨…
金曜日 「NNNドキュメント'19」で6月9日深夜に放送された「裁判員裁判10年 ~死刑判決はなぜ覆るのか~」。サブタイトルが示唆するように一審の死刑判決を覆した上級審に批判的なスタンスを基調とした内容だが、私には元裁判員たちの発言よりも元職業裁判官…
木曜日 -東海テレビ 5/30(木) 「通常このサンマは価値つかない」…サンマ漁通年解禁で初セリ 業者から質に不安の声も 不漁が続く「サンマ」漁で漁獲量を回復させるため、今年から期間の制限をなくすことになり、名古屋の中央卸売市場では、早くも初セリが行わ…
水曜日 来る6月9日深夜(10日未明)、日テレ系列のNNNドキュメント'19が『裁判員制度10年」(仮題)を放送予定です。番組HPによれば、一審の死刑判決が控訴審で覆ったケースをとりあげるようです。 昨夕の読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」でも予告を兼…
日曜日 -NHK NEWS WEB 2019年4月26日 ニホンウナギの稚魚 今季の漁獲量が過去最低に 絶滅危惧種を獲り続けていたら獲れなくなるのはあたりまえで、こんなことにニュース価値はありません。むしろ見出しにしなければならないのは次の部分です。 ただし、香港…
日曜日 -『法と民主主義』2019年2/3月合併号(第536号) 日本民主法律家協会刊の『法と民主主義』最新号が「特集★再審開始に向けた闘い──冤罪をただすために」という特集を組んでいます。大阪地裁・大阪高裁合同庁舎の書店で探してみても見当たらなかったの…