自白の研究

牧野雅子氏インタビュー記事

日曜日 -弁護士ドットコムニュース 2019年12月24日 出口絢「痴漢冤罪の責任は、女性にあるのか? まず目を向けるべきは「ずさんな捜査」の問題だ」 『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)の著者で先日『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』(…

裁判所が虚偽自白の可能性を認定

木曜日 -日経新聞 2019年11月26日 覚醒剤使用、女性に無罪 高裁「虚偽自白の可能性」 判決理由で岩倉裁判長は、一審の弁護人に言われた虚偽の内容を書き留めて覚えた上で、自白をしたとする被告の公判供述を検討。自白に沿う内容とともに「覚える」と書かれ…

大崎事件、第4次再審請求へ

金曜日 -朝日新聞DIGITAL 2019年11月21日 「大崎事件、年度内に第4次再審請求へ 弁護団が会見」 記事から判断するかぎり、原口アヤ子さんの健康状態を考慮してとにかく一刻も早く再審請求を行うことを第一に考えた選択のようです。見つかるかどうかわからな…

ローマ教皇、袴田さんを招待?

木曜日 -読売新聞 2019年11月16日 「ローマ法王のミサ、袴田元被告を招待…死刑廃止訴える狙い」 終末に来日するローマ教皇フランシスコ一世が袴田巌さんをミサに招待していることをバチカンの報道官が明らかにした、というニュースです。カトリック教徒にな…

趙誠峰弁護士インタビュー

水曜日 自分自身も冤罪被害者である弁護士を主人公にしたドラマシリーズ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』のキャンペーン記事で、趙誠峰弁護士がインタビューを受けていました。 -THE RIVER 2019年10月31日 「冤罪はなぜ起こる、弁護士に訊いた無実の闘…

「フレンチに遅れる」……

水曜日 今年の4月に池袋で起きた乗用車暴走・死傷事件について被疑者が「予約していたフレンチに遅れそうだった」と供述している……という報道が出てきましたね。 この事件、被疑者のプロフィールゆえにさまざまな憶測を呼んできました。ただ今回、世論の反感…

「裁かれる正義」

水曜日 今週は冤罪に関する番組が二つ、地上波テレビで放送されました。一つは NHK 総合「逆転人生」の11月11日放送回。こちらはまだ途中までしか見ていないのでまた改めて。もう一つはこちらです。 -関西テレビ 2019年11月11日深夜(12日未明) ザ・ドキュ…

「えん罪漂流記」放送からまもなく……(追記あり)

金曜日 さる10月27日に滋賀湖東記念病院事件をとりあげた「えん罪漂流記〜元看護助手が失った16年〜」が放送されました。放送の直前に検察が再審での有罪立証を断念する方針との報道があり、急遽再編集したことが伺える内容でした。 ところが放送からおよそ1…

結局、有罪立証放棄……

金曜日 -京都新聞 2019年10月24日 「殺人罪で12年服役の元看護助手、再審無罪へ 検察が有罪立証を断念、滋賀・湖東病院事件」 弁護団によると、書面では、確定判決で有罪の証拠になった「故意にチューブを外した」などとする西山さんの自白調書について、再…

静岡県警警察官の偽証

土曜日 -静岡新聞 2019年8月30日 「「証人の警部補が偽証」 弁護士が静岡地検に告発」 警部補は同事件の捜査を担当。公判の証人尋問で、2018年5月に別の男を逮捕した際「被告に覚醒剤を注射された」との供述を得て捜査を始めたと述べたが、開示証拠には…

門野博弁護士インタビュー

木曜日 -西日本新聞 2019年8月20日 「近隣住民証言うのみ「誤り」 大崎事件再審取り消し 元東京高裁判事・門野博氏に聞く」(アーカイブ) 元裁判官の門野弁護士は、東京高裁の判事時代に狭山事件の第三次再審請求審を担当し、検察に証拠開示を勧告したひと…

ETV特集で三鷹事件

月曜日 先日、三鷹事件の再審請求が退けられたという報道がありました。 -朝日新聞DIGITAL 2019年7月31日 「電車暴走「三鷹事件」 元死刑囚の再審認めず 東京高裁」 この朝日新聞の記事では言及されていませんが、産経ニュースの記事では唯一の直接的証拠で…

愛媛県警の自白強要を被害者が告発

土曜日 -産経ニュース 2019年8月13日 「愛媛・女子大生誤認逮捕 手記公開で分かったずさん捜査の中身」 公開された手記によれば取り調べの様子は次のようなものだったようです。 (前略) 取調官は、私が「本当の犯人を捕まえてください。こんなの何の解決に…

「再審漂流」

月曜日 -KKB鹿児島放送 2019年6月9日深夜 「再審漂流 証拠隠しとやまぬ抗告」 テレビ朝日系列の「テレメンタリー2019」枠で放送されたもの。大崎事件の再審請求における警察・検察の証拠隠しと、再審開始決定に対する検察の抗告をとりあげたもの。弁護団の鴨…

「裁判員裁判10年(仮)

水曜日 来る6月9日深夜(10日未明)、日テレ系列のNNNドキュメント'19が『裁判員制度10年」(仮題)を放送予定です。番組HPによれば、一審の死刑判決が控訴審で覆ったケースをとりあげるようです。 昨夕の読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」でも予告を兼…

『法と民主主義』第536号、『精神医療』第93号

日曜日 -『法と民主主義』2019年2/3月合併号(第536号) 日本民主法律家協会刊の『法と民主主義』最新号が「特集★再審開始に向けた闘い──冤罪をただすために」という特集を組んでいます。大阪地裁・大阪高裁合同庁舎の書店で探してみても見当たらなかったの…

松橋事件に再審無罪判決、ほか

金曜日 -朝日新聞DIGITAL 2019年3月28日 松橋事件再審、殺人罪に無罪判決 熊本地裁 再審開始を支持する最高裁の決定が下った時点で予想されていた通り、無罪判決が下りました。以前にも書いたことですが、再審の場で有罪主張すら放棄した検察が最高裁に特別…

袴田さん釈放から5年

水曜日 -静岡新聞 2019年3月24日 「袴田さん姉「100年頑張る」 都内集会、再審求め」 今日で静岡地裁の再審開始決定、袴田さんの釈放から早くも5年が経ってしまいました。秀子さんの「50年でだめなら100年頑張るしかない」という強靭な精神には頭が…

湖東病院事件で再審開始

水曜日 2003年に発生した「湖東記念病院」事件で、再審開始が確定しました。検察の特別抗告を最高裁が18日付けで却下しました。 archive.fo MBSは昨年1月に「映像’18」枠(当時)で「再審決定〜元看護助手・無実の訴え〜」を放送しており取材を継続している…

西日本新聞が免田栄さんの近況記事

木曜日 -西日本新聞 2019年3月13日 「免田さん資料継ぐ 再審請求中「死刑停止」…国の解釈示す文書も 再審無罪の記録寄贈」 1983年に日本の死刑囚で初めて再審無罪となった「免田事件」の免田栄さん(93)=福岡県大牟田市=が、自身の再審や死刑に関す…

西日本新聞の志布志事件記事

木曜日 もう一ヶ月前のことになりますが、『西日本新聞』が Yahoo!ニュースとの共同企画で志布志事件の“その後”を伝える記事を掲載しています。 志布志・選挙買収冤罪 虚偽の自白なぜ? 無罪確定も「まだ犯罪呼ばわり」|【西日本新聞】 とりわけ衝撃的なの…

これが差別だ

月曜日 「差別とはどういうことか」を説明するのにうってつけの事例を見つけたので。 ほう、簡単な話しで国から出てる通達を病院側に知ってもらうこと、ソーシャルワーカーを噛ますこと、行政に相談すること、問題があるなら原因が何かを聞いて解決すること…

全方位にひどい裁判

火曜日 ・東スポWeb 2019年01月26日 「妻とSEXできず性犯罪に走った夫 判決に垣間見えた女性たちの思い」(http://archive.fo/8jEiy) SNSで散々っぱら非難されていた判決。なにぶん東スポの記事なので実際の裁判よりゲスく見えている可能性もありますが。…

『記者襲撃』

日曜日 ・樋田毅、『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』、岩波書店 もうかれこれ一年くらい前に刊行されかなり話題になったものだが、ようやく手を伸ばした。まとまった書評にはならないがいくつか雑感を。 本書に登場する人物は一部を除いて仮名にされてい…

「大崎事件の『供述弱者』と再審における供述心理鑑定」

金曜日 とりあえずはてなブログに移行したものの、編集方法などぜんぜん調べていないのでしばらくは試行錯誤しながらの運営となると思いますが、よろしくお願いいたします。 さて、来る1月25日(金)、立命館大学の朱雀キャンパスにおいて公開セミナー「第41…

再審を空洞化させる検察の無責任さ

朝日新聞DIGITAL 2018年12月20日 松橋事件の再審、無罪確定へ 地検が有罪主張せず 松橋事件の再審において検察が有罪主張を行わない方針を明らかにし、事実上無罪が確定した、という報道です。 しかしこの再審はたった2ヶ月前、検察の特別抗告を最高裁が棄却…

「袴田さん再収監を許さない」会見

日刊スポーツ 2018年12月12日 布川事件で無罪の桜井さんが冤罪被害者の会設立へ 記事の見出しは9月21日のエントリでもとりあげた「冤罪被害者の会」設立になっていますが、衆院議員会館で同日に行われた支援集会「袴田さん再収監を許さない」の会見について…

「帝銀事件と登戸研究所」展

明治大学平和教育登戸研究所資料館が今週水曜日から来年の3月30日まで、企画展「帝銀事件と登戸研究所」を開催しています。 今から70年前の1948(昭和23)年1月26日,日本の犯罪史上でも特筆すべき大量殺人事件である帝銀事件が起きました。12名もの人が毒殺…

『隠された証拠が冤罪を晴らす』

日本弁護士連合会再審における証拠開示に関する特別部会(編)『隠された証拠が冤罪を晴らす 再審における証拠開示の法制化に向けて』、現代人文社、2018年 再審における証拠開示に関する特別部会の部会長で、大崎事件の弁護人である鴨志田裕美弁護士が「再…

松橋事件、再審開始が確定

朝日新聞DIGITAL 2018年10月12日 「松橋事件、再審開始が確定 特別抗告棄却、無罪の公算大」 1985年に熊本県松橋(まつばせ)町(現・宇城〈うき〉市)で男性(当時59)が殺害された「松橋事件」で殺人罪などに問われて懲役13年の有罪となり、受刑し…