2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

来年こそは再審の扉が開きますように

名張毒ぶどう酒事件については今年の10月に第7次の再審請求が不調に終わり、早期に再審が開かれる見通しは立っていません。年齢こそ奥西死刑囚より一回り若いものの、事態の切迫性という点では劣らないのが袴田巌さんのケースですが、こちらは裁判所の判断を…

ひさしぶりに

よりにもよってスリッパの上でくつろぐ猫。

ニッポソのポモ

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『刑事司法とジェンダー』

牧野雅子、『刑事司法とジェンダー』、インパクト出版会、2013年 刑事司法は性暴力加害者をどのように扱ってきたのか。連続レイプ事件加害者への長期間にわたる接見や往復書簡、裁判分析等により、性暴力加害者の経験に肉薄。強姦加害者の責任を問う法のあり…

「母を殺した父へ」「死刑囚の子」

前回、前々回のエントリではNHKと日テレ系列のNNNドキュメントが50年前の三池炭坑事故を相次いでとりあげた番組について書いたのですが、今年の6月にもNHK(ハートネットTV)とNNNドキュメントがほぼ同時期に同じ題材をとりあげたケースがありました。 6月18…

「三池を抱きしめる女たち」「消えたヤマの告発」より

前回のエントリでとりあげた2つの番組から、非常に印象に残った発言を引用。 後に集団訴訟となる裁判は、当初1972年に夫婦2組4人による提訴ではじまった。事故にあった夫だけでなく妻も原告となった理由を松尾螵虹さんはこう語っている。 あたしたちは主人…