『法と民主主義』第536号、『精神医療』第93号
日本民主法律家協会刊の『法と民主主義』最新号が「特集★再審開始に向けた闘い──冤罪をただすために」という特集を組んでいます。大阪地裁・大阪高裁合同庁舎の書店で探してみても見当たらなかったので通販で取り寄せました。現在再審開始・再審無罪を目指して争っている事件について弁護団メンバーが見開き2ページで事件の概要や再審請求審での争点等について解説しています。帝銀事件や狭山事件などだいたいのことは知っているつもりになっていた事件についてすら、まだまだ知るべきことがあったことを教えられました。冤罪に関心のある方にはおすすめです。
特集は旧優生保護法下の強制不妊手術問題をとりあげていますが、この号から中島直医師による連載「袴田巌さんの主治医になって」が始まっています。