まったく「セクシー」でない小泉進次郎の振る舞い
まあこのひとが安倍政権エクストリーム擁護をやらかすのは想定通りですが、さすがに石炭火力発電を推進する日本政府の方針について質された際の間抜け面はスルーせざるを得なかったようです。
ま、彼の真意は知りませんが、環境問題に対処しないと死ぬ、人間の欲望が地球を滅ぼす、みたいな道徳系アプローチでは一定の広がりしか見せないので、環境保護を通じて産業を創出しよう、環境に優しい商品ってめちゃ格好いいみたいなアプローチでしか更なる広がりは生み出せないというのは事実ですね。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) September 23, 2019
夕刊フジのほうがまだしも的確に報じているのだから笑ってしまいます。なにせ、小泉進次郎は自分の行動でもって自分の発言の空疎さを暴露しているからです。
-TBS NEWS 2019年9月25日 「小泉環境相に聞く、“ステーキ”と“地球温暖化”の関係は?」(archive.is)
この問題、ニホンウナギや太平洋クロマグロの危機的な資源状況を前にして「食卓」や「お財布」の心配ばかりしてきた日本のメディアにも大きな責任があるでしょう。「絶滅危惧種は食わない」「環境負荷の高い肉食は(止められないまでも)減らす」ライフスタイルこそが「セクシー」だとアピールする発想のない環境大臣の「セクシー」発言になど、一文の値打ちもありません。