10年遅い

水曜日

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-テレビ朝日 2024年4月19日(金) タモリステーション「日本の魚が変だ〜いま、海に何が起きているのか〜」

 

いずれも最近見かけた、漁業資源の危機に関するコンテンツ。文春オンラインの記事に出てくるカジメという海藻は母親の実家の漁師町でも最近はほとんど採れなくなっているとのこと(細かく刻んで味噌汁に入れて食べていた)。このブログの前身で井田徹治の講談社現代新書『サバがトロより高くなる日』を紹介したのが2005年8月の末。その時の記事を読むと今に比べて私もまだずいぶんと呑気だったが、それでも危機感を持つジャーナリストがおり、関心をもつ素人がいるという状況が20年前にはあったわけだ。このブログに「スーパーなどの鮮魚売り場を歩いているだけでも水産資源の危機的状況は明らか」と書いたのは2011年のこと。せめてこの頃に抜本的な対策をとれていれば……。