日本社会はいつまで絶滅危惧種の大量虐殺を続けるのか

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金曜日

-新潟日報 2019年7月26日 「土用の丑の日、ウナギは高嶺の花? 価格高騰で懸念、代替品に注目も」

またしても「価格高騰」ですか。申し訳程度に「乱獲による絶滅への懸念」とか「ニホンウナギの稚魚の国内漁獲量は、水産庁によると今季は前年比60%減の3・7トンで過去最低を記録」と書いてはいますが、記事で紹介されている「消費者の反応」は価格に言及するものばかりです。一番ひどいのは記事が「新発田市の女性会社員(44)は「夏の風物詩だし、漁獲量の調整をすればいいと思う。反応が過剰ではないか」と首をかしげていた」で締めくくられていること。

ことここに至っても政府とマスメディアが絶滅回避に必要な世論の形成のためのイニシアティヴをとろうとしないのは、ほんとうに絶望的な状況です。