菊池事件、弁護側が立証計画提出へ

月曜日

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菊池事件の第4次再審請求で弁護側が立証の柱に据えるのが、元死刑囚(執行済)の親族の証言に関する心理学者の鑑定であることが報じられました。上記2つの記事では鑑定書の詳しい内容はわかりませんが、「菊池事件公開学習会」として Youtube に公開されている動画でそれと思しき内容が紹介されています。

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こちらの動画の1時間18分あたりから大槻倫子弁護士が鑑定書について講演していますが、それによれば鑑定にあたったのは京都大学の大倉得史氏だということです。

これまでの再審請求事例では裁判所は心理学者の鑑定を評価しない傾向にあるようです。飯塚事件と並びすでに死刑が執行済の事件で再審へのハードルは一層高いと思われますが、裁判所の評価に注目したいと思います。