「心の狭い学究」健在なり!

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月曜日

先週末に SNS を中心に「検察庁法改正案」に対する異議申し立ての声があがり、新聞やテレビもとりあげる事態になったことはみなさんご存知のとおりです。黒川東京高検検事長の定年を脱法的に延長した際にはこれほどの批判は沸き起こらなかったことを考えると、「あのときにこのうねりがあれば……」という思いもありますが、「限定された世帯に30万円給付」という当初の案が世論の反発を受けて「一律10万円給付」に変わったことで、“学習性無力症”を脱することができたということなのかもしれません。

さてそうなると、これまでもあらゆる詭弁を弄して安倍政権を擁護してきた人々の反応が興味を惹くところです。

菊地誠氏は

 という冷笑しぐさを決めていましたが、それでも法案に問題があることは渋々認めています。

 なぜ「渋々」だと判断したかというと、こんなツイートもしているからです。

 安倍政権に「普通に謙抑的に運用」なんてことが期待できないのは、まさに黒川検事長の定年延長で明らかなわけですが。

安倍政権親衛隊の代表格、三浦瑠麗氏は“煙幕”をはる戦術に出ました。

 とはいえ、高橋洋一門田隆将加藤清隆の各氏のようなバンザイアタックはさすがにできなかったようで、

 とやや歯切れが悪いです。

「へぇ」と思ったのがモトケンこと矢部善朗氏です。

 黒川検事長の定年延長には検察OBからも批判の声が上がっていましたが、ヤメ検弁護士としてやはり一連の経緯とこの法案の問題点を看過できなかったようです。

このモトケン氏のツイートで目を惹いたのがこれです。

 なんと「心の狭い学究」こと大屋雄裕氏を批判しているではありませんか! 「心の狭い学究」のこの件に関する決めツイートがこれです。

 よくもまあこれだけ肝心のポイントを綺麗さっぱりロンダリングした“解説”をできたものだと感心します。ほんと、首尾一貫だけはしてますね。