菊池事件国賠訴訟、口頭弁論始まる

こちらは実現していない“再審”に関わる裁判です。

 ハンセン病患者とされた男性が殺人罪などに問われ、無実を訴えながら死刑執行された「菊池事件」で、元ハンセン病患者6人が男性について検察が再審請求しないため精神的苦痛を受けたとして、国に1人当たり10万円の慰謝料を求めた国家賠償訴訟の第1回口頭弁論が27日、熊本地裁(小野寺優子裁判長)であり、原告の竪山勲さん(68)と弁護団共同代表の徳田靖之弁護士が意見陳述した。国側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。
(後略)

菊池事件に関しては、ハンセン病元患者三団体が検察官による再審請求を要望する声明を出し、いくつもの弁護士会がそれを支持する会長声明等を出していますが、実現していません。