見事な骨抜きっぷり

  • 47NEWS 2014/07/09 「冤罪の懸念残し法制化へ、法制審 捜査・公判改革案を了承」

 捜査と公判の改革を議論する法制審議会(法相の諮問機関)の特別部会が9日開かれ、法制化のたたき台となる法務省の最終案を了承した。取り調べ全過程の録音・録画(可視化)が義務付けられることになったが、対象はごく一部の事件に限定。再審公判での証拠開示制度は先送りされ、新たな冤罪が生まれる懸念を残したまま3年余りの議論を終えた。

この数年間に限定してもあれだけの不祥事が明らかになっていながら、これですよ。「懸念を残し」どころか、冤罪を回避する可能性は最小限に留めた、って感じですね。もう刑事訴訟法の改正以外にないんじゃないですか。