『パシフィック・リム』ほか


知り合いにリピーターがいたりツイッターのTL眺めてると熱い感想書いてる人がいたり、な『パシフィック・リム』。先週観に行ってきました。人並み程度に怪獣ものも巨大ロボものも見て育ってはいるんだけど、このジャンルにそれほど思い入れはないんですよね。それでも退屈はしなかったから、よくできてるんだと思います。ツッコミどころのあれこれはスピードと重量で押し切る。ロン・パールマンがお約束のオチをつけてくれましたし。気になったのは「香港の復興費用はどれくらいになるんだろ?」と「菊池凛子はやっぱりこういう感じのメイクとヘアメイクにされてしまうのか」という点です。
実際の殺人事件を題材にしたという2009年の韓国映画『イテウォン殺人事件』をDVDで。一時期CMでよく顔を見たチャン・グンソクが容疑者の一人の役ででているのだけれど、絵作りなんかはいかにも金がかかってない感じ。しかしストーリー的にはあざといところもなくまとまっている。主人公の上司は『アジョシ』のオ社長役のひとですね。間寛平似の弁護士役のひとは見覚えはあるんだけど思い出せず、調べてみたらパク・チャヌクの「復讐」三部作全部に出てるひとでした。
それから、今ごろになって『アポカリプト』(2006年)をちゃんと観ました(DVD)。『セデック・バレ』を観たのでやっぱりこっちもきちんと観ておかなきゃ、という気がして。エピグラフ的な冒頭の字幕とラストシーンがなくても全然差し支えがないんだけど、メルギブ的には「これがあってこそ」なんだろうな、と。