芋づる式映画鑑賞


この春は『お嬢さん』『哭声/コクソン』『アシュラ』(これはまだ観てないけど)とパワーのある韓国映画がそろっているので、この際だからと見逃していたやつを3つ。

  • 『悪魔の倫理学분노의 윤리학 (監督:パク・ミョンナン、出演:イ・ジェフン、チョ・ジヌンほか、2013年、韓国)

安売りしていたDVDで。見事にクズばかり出てくる。『哭声/コクソン』主演のクァク・ドゥオンも出演。ちょっとタランティーノを連想させる構成。ムン・ソリはここでも登場時間は短いのだが、さすがの存在感。

Amazon のレンタルで。『オアシス』のコンビが主演。予告編だとハードなスパイ・アクション映画みたいに紹介されているけど、実際にはコメディ。じゃあアクションシーンがぐだぐだかというとそんなことはなくて、コメディだと思って観た私は逆に少し驚いた。
DPRK の核開発・六カ国協議がネタになっているので、日本の工作員も出てきますよ。
なお先日観た『海を渡る霧』で密航する朝鮮族女性を演じていたハン・イェリがDPRKの科学者役で出演。このひとは卓球の南北合同チームを題材にした『ハナ 奇跡の46日間』でもDPRKチームの選手を演じていたとのことだが、やっぱり顔立ちのせいかな。

  • 『プリースト 悪魔を葬る者』 검은 사제들 (監督:チャン・ジェヒョン、出演:キム・ユンソク、カン・ドンウォンほか、2015年、韓国)

キム・ユンソクつながりで、iTune Store でレンタルしたエクソシストもの。キム・ユンソクは神父役とあってさすがに暴れたりはしないのだが、佇まいはいつもの通り。助祭は初登場時にはチャラくてテキトーなキャラであるかのように描かれるのに、いざ儀式が始まったらきっちり役割をはたすので「あれはなんだったんだ?」と違和感を感じたが、それ以外はそつなくまとまっていた。
なお、今回の3作の共通点として、すべて監督の第一作(らしい)というのがある。いろいろ新しい人が出てきますな。