飯塚事件再審請求、即時抗告棄却

 福岡県飯塚市で1992年に女児2人が殺害された飯塚事件で、福岡高裁は6日、殺人罪などで死刑が確定し、執行された久間三千年(くまみちとし)・元死刑囚(執行時70)の再審請求を退けた福岡地裁決定を支持し、弁護側の即時抗告を棄却した。岡田信裁判長は「犯人であることが重層的に絞り込まれている」と判断した。弁護側は特別抗告する方針。
(後略)

“国家の殺人”疑惑を追及する勇気が裁判所にあるとは期待してませんでしたが。
西日本新聞は決定が下った6日を控えて検証特集【検証飯塚事件・2.6高裁決定を前に】を掲載していました。

死刑執行後の再審請求ということにつき、4日の記事で元裁判官が「それこそが弁護側にとって一番のハードルになる」とコメントしていますが、まあそのとおりだったわけですね。