西日本新聞が免田栄さんの近況記事

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木曜日

-西日本新聞 2019年3月13日 「免田さん資料継ぐ 再審請求中「死刑停止」…国の解釈示す文書も 再審無罪の記録寄贈

1983年に日本の死刑囚で初めて再審無罪となった「免田事件」の免田栄さん(93)=福岡県大牟田市=が、自身の再審や死刑に関する資料を熊本大文書館(熊本市)に寄贈した。再審請求中における死刑執行の国の解釈を示す文書も含まれ、同館は「再審制度を考える上で非常に貴重な資料」としている。2019年度中に目録にまとめ、一般に公開する予定。

見出しでも言及されていますが、記事の後続部分には国から免田さんに「再審請求中により死刑の執行はされない」という趣旨の文書が届いていたことが記されています。

 

-西日本新聞 2019年3月13日 「老いても消えない冤罪の傷 「元死刑囚」免田さんの願い

こちらは免田さんに直接取材した記事。いまだに周囲のひととの交際に気後れを感じていることなど、冤罪の重みが伝わってきます。「再審無罪後も「やっぱりおまえが犯人だろう」と中傷され続けた」ことについては、当ブログでも立川談志による二次加害をとりあげたことがあります。