1991年12月


最近は「慰安婦」問題に関するエントリを書くために1991〜1993年あたりの新聞の縮刷版をちょくちょくあたっております。今日は91年12月の『読売新聞』縮刷版を手にとって、閲覧席でぱっと開いたところにあったのが足利事件で被疑者(菅野さん)が逮捕された、という記事でした。12月2日の朝刊です。同日の夕刊には「深夜、一気に自供」といういまから思えば実に無責任なリーク依存記事が掲載されています。さらに同じ日には、ロッキード事件の被告人の一人、大久保利春氏の訃報記事も。
また別の日の誌面ですが、いまは無き月刊誌『宝石』の92年1月号の広告には「日米開戦はソ連のスパイに仕掛けられた」という見出しが躍っております。ほんの数日間の紙面に、拙ブログの題材が凝縮されているかのようでした。