イカナゴの資源量も危険な水準か

同センターは昨年12月6〜26日、県沖合では最大のイカナゴの産卵場として知られる播磨灘北東部の浅瀬「鹿(しか)の瀬水域」で親魚の採集調査を5回実施。


 その結果、1回当たりに獲れる数が平均54尾で、昨年の0・3倍、平年の0・24倍。ただ、平均全長は110・1ミリで昨年の98・9ミリを上回り、平年並みだった。


 これらのデータから、今年の産卵量のめやすとなる産卵量指数は0・96となり、昨年より1・2ポイント、平年より3・16ポイント下がった。


 また、孵化(ふか)した稚魚の分布量を1月下旬に各海域で調査したところ、1地点当たりの平均採集数は播磨灘で6・8尾(昨年は17尾)、大阪湾で10尾(同11・4尾)、紀伊水道が1・7尾(同3尾)。特に播磨灘は11地点のうち4地点が0尾だった。

近所のスーパーではすでにイカナゴの釘煮用の調味料やタッパー容器を売り出していますが、私はパスすることにします。ウナギに比べればまだ資源回復の見込みもありそうですから、手遅れになる前に漁獲制限すべきです。