『椿三十郎』ほか

まずはDVDで観た2本。

テレビが年末編成になるので未見のDVDを消化しようと思い立ったわけ。先日、町山智浩氏がポッド・キャスト番組で『未来惑星ザルドス』のはなしをしているのを聞いたばかりなのだが、『エクスカリバー』の監督はその『ザルドス』も撮ったジョン・ブアマン。別に嬉しくもない偶然の一致(笑) タイトルから分かる通りアーサー王ものなのだが、「欧米の観客が『レッドクリフ』観たらこんな感じなのかなぁ」と思った。まあ平均的な欧米人が『三国志』を知っている以上に平均的な日本人はアーサー王伝説を知っているような気もするけど。『死霊のはらわたIII』は……もうほとんど忘れちまった(^^;

旧本館で予告編観ただけなのに軽くDisちゃったので、テレビでやっていたのを観ました。思っていたよりはよかったです、織田裕二。すいませんでした。全体としても、邦画を観ていてよく不満を感じる、俳優のフィジカルな存在感は悪くありませんでした。でもやっぱり、織田裕二は「もうすぐ四十郎」には見えないし、清潔感ありすぎでシラミなんぞたかってそうにないです。トヨエツは黙っていればいいんですが、台詞回しはもう一つでしたな。
あと、ラストの立ち会いがねぇ。スローでの“リプレイ”は余計でしょ、やっぱり。