-NHK NEWS WEB 2021年3月22日 「袴田事件再審 東京地裁で3者協議始まる」
注目すべきは、静岡地裁と東京高裁で評価の分かれたDNA鑑定ではなく、「5点の着衣」の血痕の色が争点になる見通し、という点です。
先に最高裁がこの点に関する審理がつくされていないとして高裁に差し戻したからなのでしょうが、なるほど弁護側の主張する通り1年も経てば赤みが消えるはずというのなら「5点の着衣」が捏造された証拠であることはほぼ確実になり、DNA鑑定についての議論をバイパスできます。
なお今月始めには、「味噌漬け実験」に取り組んだ支援者の記事が「デイリー新潮」に掲載されています。