違法な取り調べで熊本県に賠償命令


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木曜日

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やはりこのケースでも警察の「取り調べで反省を引き出そうとする」姿勢と、それでいて自分たちの誤りは一切認めようとしない体質とが露呈しています。家裁で不処分の判断学だっただけでなく、別の民事訴訟で女児の母親の供述について「信用性が乏しく、一部は虚偽で違法」という判決まで下っているにもかかわらず、取り調べにあたった警察官は今でも彼(男性)の話を信用していないのか」という原告側弁護士の質問に「そうですね」と答えたとのことですが、公務員が裁判所の二重の判断を無視してこんな発言をする権利があるのでしょうか?

判決では男性の性急が認められはしましたが、賠償額はわずか16万5千円でした。県にとっては痛くも痒くもないでしょう。

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