その展示は何の役に立つんですか?

いや、「生きろマグロ」ってねぇ……。絶滅危惧種クロマグロなんすよ? 「見て楽しい」以外の、科学的・教育的な価値がこの群泳展示にあるんですかね? 「当初、約50匹としていた投入数を約30匹増やした。スマと同様、一定の割合が新しい環境になじめず死ぬことを想定した」なんてことやってるそうですが、記事には「そうまでして絶滅危惧種を展示することの意味」は見当たりませんでした。『朝日』だけがそうだというわけではなく、死んだマグロが「食卓に並ぶのか?」しか気にしていない記事もあったりして、絶望的な気分になりますね。