「ガレキの街の明暗 誰のための復興か」

NNNドキュメント'15 の「阪神・淡路大震災から20年」シリーズ第2弾は「ガレキの街の明暗 誰のための復興か」。

阪神・淡路大震災から20年。最近、神戸で耳にする「復興災害」という言葉。行政主導の都市計画が街の「復興」を妨げているという皮肉をこめた言葉だ。神戸市長田区では「再開発」による高層ビル化が商店の経営を圧迫している。そば屋を営んでいた中村専一さん(75)は「コンクリートのお墓をつくるな」と当初から計画に異論を唱えていたが、その言葉は20年がたち、現実のものになろうとしている。一方、芦屋市の森圭一さん(67)らは行政の「区画整理」案にNOをつきつけ、10年もの長い歳月をかけて自分たちの街を再興した。東日本大震災以降、神戸の街を視察する人は後を絶たない。ガレキの街の20年後の姿は「行政主導ではない住民主体の街づくりの重要性」を静かに訴えかけている。
(http://www.ntv.co.jp/document/)

関西のメディアではたまに取り上げられてきた問題ですが、他地域の方にも是非知っておいていただきたく。