大崎事件再審請求審で心理学鑑定を採用

 1979年に大崎町で男性が変死体で見つかった「大崎事件」で、有罪が確定し服役した原口アヤ子さん(86)と元夫=故人=の再審開始を求める即時抗告審は14日、福岡高裁宮崎支部(原田保孝裁判長)で、心理学者2人の証人尋問があった。確定判決の支えとなっている共犯者3人の自白について2人は、「不自然な変遷や欠落があり、体験に基づかない供述」として、信用性を否定した。
(中略)
 証人尋問に出廷したのは、青山学院大の高木光太郎教授と淑徳大の大橋靖史教授。公判記録や調書から分析した鑑定のほか、検察側が今回の抗告審で新たに提出した逮捕時のポリグラフ検査について意見を述べた。

大崎事件については以下のエントリでとりあげたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20130414/p1
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20130509/p1
高木光太郎氏の供述分析については以下のエントリをご参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091021/p1
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091027/p1
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091110/p2
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20100719/p1
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20100908/p2
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20100910/p1
http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20111208/p1