ビカーラもマルボラータもかけがえのない、固有性をもった種です


「次世代ウナギ」なるフレーズがウナギ業界で用いられているようです。
http://www.suisantimes.co.jp/cgi-bin/column.cgi?d=130218
http://www.news-postseven.com/archives/20130321_177510.html
“旧世代”ウナギたるジャポニカ種はただ消えゆくのみ、ということでしょうか? それにしても「次世代ウナギ」とはなんともグロテスクなネーミングです。ビカーラ(インドネシア種)にせよマルボラータ(フィリピン種)にせよ、ジャポニカ種の補欠となるために存在しているわけではありません。ジャポニカ種とは異なる種であることを隠蔽するこのようなネーミングからは、「次世代ウナギを食い尽くしたら次々世代ウナギに乗り換える気か?」という危惧しか感じられません。