- 毎日jp 2012年04月16日 「袴田事件:「一致DNA認められず」 検察側の鑑定結果で」
1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起きた強盗殺人「袴田事件」の第2次再審請求で、検察側推薦の鑑定人が行ったDNA型鑑定結果が16日、公表された。証拠の衣類に付着し袴田巌(はかまだ・いわお)死刑囚(76)のものとされた血痕と、袴田死刑囚本人とのDNA型について「完全に一致するDNAは認められなかった」とした。弁護団が明らかにした。弁護側推薦鑑定人は既に「不一致」と鑑定している。
(後略)
弁護側推薦の鑑定人とはニュアンスの異なる鑑定結果ではありますが、それでも確定判決の事実認定を揺るがす鑑定結果であるようです。裁判所が一刻も早く判断を下すことを期待したいです。