『アイヒマン・ショー』

アドルフ・アイヒマンの裁判を撮影したクルーを題材にした映画。劇場公開時に見損なっていたので、ネット配信で。
印象的だったのは、モニター越しに裁判を眺め続けたディレクターがアイヒマンに執着し、やがては彼の人間観が揺らいでゆく描写。また、サバイバーにとって自分たちの話に世界が耳を傾けることがいかに重要か、という点も簡潔ながら明確に表現していた。