「自称中立」さんの臆面のなさ


ネットでも実生活でもやらねばならんことが溜まっているのですが、この数日間ついうっかりツイッター上で絵に描いたような自称中立さんの相手をしていました。furiskyさんの「公務員バッシングと世界の常識」というエントリに私がつけたブクマ(ツイッターと連動)に反応があったのがきっかけです。詳しくご紹介するような値打ちなどないのでざっくり感想だけ。国旗・国歌の強制に抗う側も強制する方も「親からしたら、どっちも同じ」と言っておきながら、「じゃあなぜ教師の方だけを非難するのか?」についてはそれらしい理由をこじつける手間さえかけないという、実にカジュアルな「自称中立」っぷりです。あげく、「あなたは「長いものには巻かれろ」主義者なのですか? 「イエス」と答えていただければすべて得心がいくのですが」という私の問いに対して、「極端な言い方ですが…」という但し書きつきながら「簡単に言えば、そうだと思います」と答えてくれましたよ! ご本人的には「思想が無い」というのが正確な言い方なんだそうで……。
もう一つ興味深かったのは、私を教師であると思ったらしい、という点です。もちろん、そんなことをほのめかしたりそれと誤解される余地のあることなんて書いていないのですが。この手の人々にとって「普遍性を持つ人権問題」など存在せず、すべては個別の利害の問題でしかない、ということの反映なのでしょうかね。