- 『ノーカントリー』 No Country for Old Men (監督:イーサン&ジョエル・コーエン、出演:ジョッシュ・ブローリン、
チャーリー・ワッツハビエル・バルデム、トミー・リー・ジョーンズほか、2007年、アメリカ)
油断すると忘れそうになるが映画の舞台は1980年。ラストシーンで保安官が語る夢に“いまの自分よりも若い父親”というモチーフが出てくるが、この映画自体が“いまの自分よりも若い父親”たちの物語りたりうるような時間的構造をもっているわけだ。
- 『シューテム・アップ』 Shoot 'Em Up (監督:マイケル・デイヴィス、出演:クライヴ・オーウェン、モニカ・ベルッチ、ポール・ジアマッティほか、2007年、アメリカ)
ポール・ジアマッティのエージェントはボコボコにされても文句は言えない……というバカ映画。まさに中学生クオリティのシナリオだけどマカロニ魂があるので許す。