『ノーカントリー』ほか

油断すると忘れそうになるが映画の舞台は1980年。ラストシーンで保安官が語る夢に“いまの自分よりも若い父親”というモチーフが出てくるが、この映画自体が“いまの自分よりも若い父親”たちの物語りたりうるような時間的構造をもっているわけだ。

ポール・ジアマッティのエージェントはボコボコにされても文句は言えない……というバカ映画。まさに中学生クオリティのシナリオだけどマカロニ魂があるので許す。