市川「金田一」シリーズほか
- 『犬神家の一族』(監督:市川崑、出演:石坂浩二ほか、1976年、日本)
- 『悪魔の手毬唄』(監督:市川崑、出演:石坂浩二ほか、1977年、日本)
- 『獄門島』(監督:市川崑、出演:石坂浩二ほか、1977年、日本)
- 『女王蜂』(監督:市川崑、出演:石坂浩二ほか、1978年、日本)
- 『病院坂の首縊りの家』(監督:市川崑、出演:石坂浩二ほか、1979年、日本)
正月にテレビで稲垣吾郎主演のドラマ『悪魔の手毬唄』を観て、中学生のころに読んだはずの原作のストーリーをまるで忘れていることに思い至って、そうなると妙に気になってきて。インフルエンザで閉門蟄居となったのを気にまとめて観た。まとめて観るとプログラム・ピクチャー的な面白さが引き立つなぁ。この頃の邦画はまだ役者に顔力もあるし。他方で……。
になるとちょっとつらいものが。まあ私の世代の人間だとガキのころに懐中電灯をはちまきにはさんで遊んだことのないのがどれくらいいるか……というほど山崎努の印象が強烈なんで。
出だしは悪くないと思ったんだけどだんだんダメになる。加菜子のあのシーンはねぇ……センスないねぇ。上海ロケやって風景が上海にしか見えないというのでは映画とは言えんのでは?