少しも不思議ではない誤認(追記あり)


カッパドキアでの死傷事件について、最初に逮捕された男性が事件とは無関係だったと報じられていますが、誤認逮捕の要因の一つとして、不適切な面通しがあったようです。

重傷を負って入院中の女子大生に直接合わせ、犯人と確認を取ったのになぜ誤認逮捕したのか。釈放された男性と真犯人の映像をみると、双子かと思うぐらい風貌がよく似ている。
http://www.j-cast.com/tv/2013/09/13183777.html

あたかも二人の容貌が似ていることが原因であるかのように言われていますが、そもそも被疑者一人を被害者の前に連れてきて犯人かどうかを確認させるのは「最悪の識別手続きであり、冤罪に結びつく可能性を持つ手続き」だとされている、ということは先月もご紹介した通りです。容貌の類似性という偶発的な要因だけが焦点化され、警察の捜査手法(日本の警察でも同じような不適切な面通しが一般的です)という構造的な問題がきちんと指摘されないのは極めて残念なことです。


追記:コメント欄での polo さんのご指摘をご参照下さい。