『宇宙人ポール』ほか

レンタルブルーレイで。このコンビの映画だと最初に見た『ショーン・オブ・ザ・デッド』の印象が非常に強いのでそれ以降の映画は点が辛くなりがちなのだが、これは十分楽しめた。ロードムービーという枠組みがしっかりしている。なお、音声コメンタリーが入っているのにコメンタリーの字幕は英語だけ。

セルDVDで。タイトルから想像がつくようにジョニー・キャッシュの伝記映画『ウォーク・ザ・ライン』のパロディというのが大枠になっているが、個々の「ロックスターあるある」ギャグはいろんなバンド、個人から借りられている。アメリカ版ポスターは明らかにジム・モリソン風。『スマイル』録音中のブライアン・ウィルソンなどもネタに。ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトのエルヴィスを初め実在のミュージシャン(カメオ出演、本人役含む)もあれこれ登場するが、ジョン・レノンは喋り方までけっこう似ている。映像特典にはデューイ・コックス唄う「スターマン」フルコーラスのPVも。