『レギオン』

年末年始の暇つぶし用に借りた一枚。『ターミネーター』のキリスト教版、とでもいったところ。神がまたしても人類を滅ぼす決断をするのだが、なにぶん洪水は一度使っているので今度は天使たちに命じてターミネートすることに。人類に救いの手を差し伸べるのは誰か? その理由は? 闘いの結末は……?
監督はどうも特殊効果畑の人らしく、長編映画の監督はこれが最初らしい。笑ってしまうのが、主人公たちの闘いの手段が銃器だという点。ダイナーに立てこもって銃撃戦、というのはゾンビもののフォーマットの流用ですな。“天使憑き”の人間と銃で戦うのはまあいいとしても、天使ガブリエルにも銃で応戦! またガブリエルの得物のギミックが厨二テイストにあふれていて、まあ酒飲んで突っ込み入れながら観るにはうってつけの一本かと。