猫と雨乞い

土曜日(24日)の朝日新聞朝刊(大阪本社)「週刊アジア」でタイの雨乞いの儀式が紹介されている。タイ北部・東北部は今年激しい旱魃におそわれているとのことで、ピチット県のファククロン村でおよそ30年ぶりに行われた、と。
その儀式だが、猫をかごに入れて村内を回り、村人たちがかごに水を浴びせる。これを3日続けて「耐えかねた猫の鳴き声が雨を呼ぶ」という言い伝え、だそうだ。さすがに「1日5時間も水をかけられるため、飼い主のほとんどは猫の提供を拒んだ」が、「1匹のお勤めは1日だけという約束で何とか3日を確保」した、と。しかし3日もかけ続けなくたって鳴きそうなものだが……(笑)
記事ではタイ原産の猫種の現在についても紹介されており、タイの都市部ではペルシャやアメショの方が人気という、ちょっともったいないはなしも。写真を見るとタイ原産の猫はみな私の好みの顔立ちだった。特に「コラット」という種はロシアンブルーによく似ている。


ちなみに、儀式の2日後、「昨年10月以来のまとまった雨」が降ったそうです。