名張毒ぶどう酒事件で新たに証拠開示

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金曜日

-FNNプライムオンライン(東海テレビ) 2020年6月5日 “名張毒ぶどう酒事件”で15年ぶり新証拠開示…住民の供述調書9通 弁護団「再審請求の重要な材料」

現場にいた住民の事件直後の供述調書が新たに証拠開示された、との報道です。

その中でぶどう酒の王冠の「封緘紙」について、奥西元死刑囚の自白では「自分がはがした」としていましたが、7人のうち3人の調書には「紙はついたままだった」と矛盾した内容が書かれていました。

残念ながらこの記事では、封緘紙についての供述が「いつの時点で確認した」というものなのかが明らかではありませんので確定判決の筋書きとどう対立することになるのか、 明確ではありません。ただ、検察が都合の悪い証拠を隠していたことは明らかでしょう。

再審請求を引き継いでいる遺族も高齢です。一刻も早く再審開始にこぎつけてほしいものです。