盗聴もしていた静岡県警

 「袴田事件」第2次再審請求の即時抗告審で明らかになった新たな取り調べ録音テープについて、袴田巌元被告(79)に弁護士が接見したとみられるやりとりが含まれていることが10日、弁護団への取材で分かった。刑事訴訟法が認めた接見交通権を侵害する恐れがあるとの指摘もあり、弁護団は内容の詳細な分析を急いでいる。


 テープ収納箱には「8月22日No2 午後4時40分〜45分 岡村弁ゴ士」と記されていた。録音内容は4分40秒で、弁護士とみられる男性が「家族が心配しているので面会に来た。着替えを差し入れておいた」と説明。袴田さんとみられる別の男性が不明瞭ながら、「(事件は)知らないんだ」などと、改めて否認姿勢を強調する様子も残っている。
(後略)

当時の捜査陣の、手段を選ばぬ姿勢がよくわかります。接見を盗聴する連中が証拠の捏造をしたとしても、まったく違和感がないですね。