ETV特集「花を奉る」

作家・石牟礼道子、84歳。半世紀にわたり文明の病としての水俣病を、代表作「苦海浄土」などで鋭く描き続けてきた。病を得た今も水俣病患者の悲しみや、近代日本が捨て去った人と自然が共にあった豊かな世界を“花を奉る”という気持ちで書きつづっている。水俣病が“最終解決”とされようとしている今、石牟礼さんは初のロングインタビューに応じた。患者たちとの交流や作品の朗読を交えながら、近代化とは何だったのかを問う。
(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-02-26&ch=31&eid=26470)