『週刊金曜日』に冤罪関係の記事2本


週刊金曜日』の10月15日号(819号)には冤罪に関する記事が2本掲載されている。一つは青木理氏の不定期連載「国策捜査」第21回で、狭山事件石川一雄さんがゲストとして出席した「日本の司法を考える会」の第21回ワークショップの様子などが伝えられている。警察の強引な取調べや検察の証拠隠しなど、冤罪の温床としてしばしば指摘される点についても、狭山事件に即して紹介されている。
もう一つは大阪地裁所長襲撃事件をとりあげた村上恭介氏の「“自白”に頼った「密室捜査」の果てに」。この事件での捜査の杜撰さと強引さはやはり特筆すべきものがあろう。