「家族までいったる」


やくざの脅し文句かと思ったら警察官だった、というおはなし。

 大阪府警東署刑事課の警部補(34)と巡査部長(31)が、遺失物横領容疑で会社員男性(34)を任意で取り調べる際、取調室で大声でどなるなどしていたことがわかった。
(中略)
 府警や関係者によると、男性は、9月3日、取り調べを受けた際、持ち込んだICレコーダーに様子を録音。警部補らが「警察をなめとったらあかんぞ。殴るぞ」「一生を台無しにするぞ」「家族までいったる」などとどなったり、物をたたいたりする音が記録されていた。
(後略)
(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101007-OYT1T00564.htm)

続報によれば、録音に気づいた警部補はファイルを削除させたものの、実は「ゴミ箱」に移動しただけだったとのこと。証拠隠滅に失敗したわけですな。
しかし任意の取り調べでこれなんだから、逮捕した容疑者への取り調べがどういうものになるか、想像に難くない。