なに他人事みたいに言ってんだよw
例の、自紙の発行部数を忘れた戯れ言「産経新聞が初めて下野なう」関連で。
- 「産経「下野宣言」とメディアの行方」(『AERA』の記事が Yahoo! Japan に配信されたもの)
確かに、この姿勢はすでに選挙告示以降の紙面から表れていた。1面にある見出しだけ見ても、反民主色が日に日に強まっている。
〈民主『連立』ズレあらわ〉(8月18日)
〈『嫌悪』と『危うさ』の狭間で〉(8月19日)
〈この国はどう変わるのか 薄気味悪い風〉(8月30日)
開票翌日には〈あえて言う『消えるな!自民』〉と題した政治部長の署名入りコラムで、「民主党がつまずく可能性はかなり高い、と私は思う」と断言した。
産経に取材を申し込むと、「国益重視の判断基準に是々非々の姿勢で社論を展開している」(広報部)という答えが返ってきたが、元論説副委員長の花岡信昭氏は社内の様子をこう推し量る。
■一度は勝ったと…
「論壇では朝日新聞の『論座』が消え、田母神ブームが起き、保守論壇が勝ったと思っていたところにこの結果。動揺はしているんじゃないかな。一時の自民党にのめりこみ過ぎて時代が何を望んでいるかまで思いが及んでいないのでしょうが」
その例として花岡氏が挙げたのが31日朝刊1面の政治部長名のコラム。麻生元首相が終戦記念日に靖国参拝しなかったことを自民敗因の一つに挙げた。根拠は不明なのだが、
「背景には、産経ならではの忘れられない『成功体験』があるんですよ」(花岡氏)
その成功体験とは小泉政権に行き着く。小泉元首相は総裁選で、「靖国公式参拝」を公約し、実際に政権獲得後も、中国などの反発にもめげず、参拝を続けた。これが地方の保守層を引き付け、小泉劇場を5年余りのロングランに仕立てたという解釈であり、また、それが部数で苦戦が続く産経にとって、マーケティング戦略でもあったという。
お前、なに他人事みたいに解説してるんだよ(笑) 麻生は靖国参拝すべし、と言ってたのはお前も同じじゃないかよ!*1
http://www.melma.com/backnumber_142868_4576450/
■どうする「靖国参拝」
小泉構造改革路線とは一線を画す方向の麻生首相だが、小泉純一郎元首相(67)が靖国参拝を軸に保守層の支持を獲得したという側面には注目しているようだ。
小泉氏は総裁選に圧勝したとき、日本記者クラブ主催の総裁候補討論会で靖国参拝の是非を聞かれ、「いかなる反対があろうとも8月15日に参拝する」と断言した。総裁選で地方票を完璧に押さえることができたのは、この発言が大きかった。小泉氏は、8月15日参拝こそ最後の年になったものの、毎年の参拝は続けてきた。
保守層にとって靖国は格別の位置づけにある。その心情をみごとなまでにすくいあげた小泉氏ならではの「政治的カン」がそこにあった。
さあ、麻生首相はどうするか。8月15日参拝を「電撃的に」実現させたら、これはどえらい反響を呼ぶ。中国や韓国などがどう反発しようとも、国内の保守層の思いをがっちりとつかむほうが先決だ。
民主党の支持がこれほど高まっているのは、無党派層に圧倒的に受けていることと同時に、旧来の保守層の「自民離れ・麻生離れ」が要因だ。であるならば、ここは乾坤一擲(けんこんいってき)、大勝負に出てやろうじゃないか、といった心境になっても不思議ではない。
いやぁ、恥を知らない人間にはかないませんな。こんなのでも大学教授に押し込んじゃうマスコミの「利権」もいい加減どうにかしてもらいたいものです。