2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自白を疑う判事もいた東住吉事件

TOKYO Web 2017年2月27日 大阪女児焼死 最高裁判事が「冤罪」意見 退官で書面が幻に 昨年八月に再審無罪となった大阪市東住吉区の小六女児死亡火災で、母親青木恵子さん(53)の無期懲役がいったん確定した二〇〇六年の最高裁決定を巡り、直前まで裁判長だ…

“最大の謎”には触れず

相模原大量殺傷事件で被疑者が起訴されたタイミングで、NHK総合の「時事公論」がこの事件をとりあげました。措置入院制度を強化しようとする厚労省の目論見を批判している点はよいのですが、肝心要のところには踏み込まずに終わった感があります。ネットの殺…

気持ちはわかるがそれが通用する相手かどうか……

ヒューマンライツ・ナウの伊藤和子弁護士が先日こんなツイートをしていた。 佐々木議員も言う通り、慰安婦問題とAV強要は全然別問題。 AV出演強要という、今ここにある深刻な人権問題について、いろんな方が純粋に取り組んでいるというのに、政治的にゆがん…

再審関連報道3つ

産経ニュース 2017.2.13 ロシア人再審、3月に無罪判決 北海道警おとり捜査公判 通常、冤罪といえども意図して無実のひとを陥れようとして起きるわけではないのですが、このケースは捜査当局が“犯罪”そのものをつくりあげたという、きわめて悪質なケースです…

『弁護人』

『弁護人』변호인(監督:ヤン・ユソク、出演:ソン・ガンホほか、2013年、韓国) 軍事政権時代の韓国における人権侵害事件を題材とした映画の場合、その軍事政権を支えた国の一つである日本の有権者としては、単純に娯楽として享受するのは難しいところがあ…