-47NEWS(共同) 2020年7月16日 「ウナギ稚魚が6年ぶり豊漁 昨年4倍超、かば焼き値下がりか」(archive)
見出しが全てを物語っています。「昨年4倍」といっても全盛期とは比べるべくもなく、また何らかの保護策が奏功した結果でもありません。しかし浮かれているのは決して共同通信だけではありませんでした。
【鰻を食べよう】きょう7月21日は「土用の丑の日」https://t.co/1lOvgj814F
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年7月20日
鰻には、様々なビタミンといった体に必要な栄養素が非常に豊富に含まれているため、夏バテ予防にぴったりの食材となっています。 pic.twitter.com/8pDxIOwLrn
「夏バテ」といってもその原因は多様であるうえ、今の日本は「様々なビタミン」の摂取のためにウナギに依存しなければならないような状況にはありません。買い物に立ち寄った百貨店の食料品売場はあちこちに「土用の丑」をPRするポップが溢れており、絶滅危惧種を大量消費していることへの問題意識などどこにも見当たりませんでした。レジ袋を有料化する前にやることがあるだろう、と思わざるを得ません。